4. 女として存在しているだけで美しい

私は愛されている

愛し合うことは、女性が主導すると上手く行きます。

 

そもそも男性には、深く愛し合うことへの興味や、そうすることへの理解に疎い部分があります。

 

子供を身ごもり産んで、抱いて育てる母性の愛に対して、父性の愛は抱いて育むよりも女や子供を守ることに意識が向いているからです。

 

愛を育むことは女性の得意分野です。

 

愛し合う手段であるセックスも、女性が主導であれば上手く育くんで行けます。

 

男性は女性が自分と同じような快感を感じていると信じています。

 

女性は男性に対して技術ではなく愛されている感覚を求めているので、

ゴシゴシこすられたり、濡れていないのに唾液をつけて挿入しようとしたり、潮を吹かせようとしたり、ガンガン叩きつけるように身体をぶつけ続けられたり、

身体は冷えたままで思考も冷静なままなのに、気持ち良いか、いったかと聞かれて何だか申し訳なく思ったり、

舐められたところが唾液臭くて嫌だったり、おかしな癖があったり、言葉に配慮がなかったり、

本当は一度もいった事がないことや、体に触れてもくれないで勃起するのを手伝わせて挿入だけしようとすること、早く射精を済ませて終わって欲しいと悲しいかな最中にはいつも願っているということを、

愛する男性に伝えようともしません。

 

けれどそれでは本当の意味で、愛し合っているとは言えません。

 

女性の感じ方と男性の感じ方はまるで違います。

 

精子を外に出すかたちと子宮の中に入れる形で、全く性質が違うのと同じことです。

 

女性が男性に対して、そうした肝心な自分の感じ方の細かい部分を伝えられなければ、生活面でも本音を伝えるどころか我慢が重なり、あるとき突然怒り始めても全く理解してもらえないなど、意思の疎通が出来ない冷めた関係になってしまいます。

 

また女性の多くは自分の感じ方にすら疑問を抱いています。

 

私は他の女性よりも感じていないのではないか、不感症なのではないか、本音を伝えたら嫌われるのではないかと怯えているのです。

 

けれどそれは、本音を伝え合い、その意味を理解し合い、受け入れ合って二人の愛を深めようとするよりも、ただ一方的に愛されたいという未熟な想いが勝り、頭の中で損得勘定が働いているからです。

 

頭の中で考え事をしていると、身体は全く緩みません。

 

気持ち良さを感じるどころか、緊張しこわばって冷えてしまいます。

 

生理で開閉している筈の骨盤は固くなり、生理も不快になり、女であること自体が不快と、不快の連鎖が続くと自分の存在すら否定したくなってしまいます。

 

私はこう感じるから、こうしてもらえると嬉しい。

そしてこれは不快。

 

 

といった感覚には正解も不正解もなく、誰かと答え合わせが出来るものでもありません。

 

皆がそれぞれ自分にしか分からない感覚を持ち合わせているからこそ、互いの個性を愛し合えるのですから、真っ先に尊重するのは自分自身の感覚です。

 

セックスでいったことがある、ないは問題ではありません。

 

いったことがない現状のリアルな自分の感覚が大切であって、何かを押し付けられたり、我慢をしたりする必要もありません。

 

またいったことがあっても、自分一人で完結するオナニーのような感覚の延長かもしれません。

 

どこまでも感じ方が拡大し、深まって行くのが女性です。

 

その気持ち良さは進化を続け、行き着くところがありません。

 

セックスを身体だけで捉えると、オーガズムなどの目に見える現象にとらわれてしまいがちですが、

 

セックスは単なる肉体運動ではなく、愛という性エネルギーの循環を起こす、とても神秘的で崇高な行為です。

 

女の感性はそれを敏感にキャッチします。

 

オーガズムでは膣の収縮痙攣と男女の性エネルギーの爆発と循環が起きています。

 

それが上手く行くと日常での感性や感覚も大きく変化し、女性は自然界や宇宙ともセックスができる、そうして愛という性エネルギーを身体に溜めて愛する男性に渡しているということが実際の感覚でリアルに分かるようになるのです。

 

女が愛されることは一人でもできます。

 

女として存在しているだけで全てが満たされ、美しいからです。

 

男性に愛して欲しいと求めて寂しがらなくても、地球という星の上に存在し、あらゆる恵みや人の愛という想いを受け入れることで、存分に愛されているのです。

 

女は全身と感性でセックスをします。

 

本来は好きな男性が近づいてきただけでオーガズムに達するほど敏感なのです。

 

私の生徒さん達のご報告でも、皮膚を撫でられただけでオーガズムに達したという現象が頻繁に起きています。

 

愛する男性からの愛を感じることで女性の喜びの感性は開花し続けて行くのです。

 

女性は皆そうした目には見えないものを認識する感性を持っていますし、それは霊的なものでもあります。

 

喜びのままに愛をキャッチして自由自在に存在している美しい性が、女性です。

 

女という性を自分自身が愛することで、自分への尊厳が深まり、男という性を深く愛するようになり、愛し合うことへの感性は開花します。

 

個人を愛する前に、普遍的な男と女という性自体を心から愛することで、愛されている自分は完成します。

 

その上で、愛し合う喜びを深め、女として生きるという最高の喜びを感じてください。

 

愛を深める えりかの心得

『女として存在しているだけで、美しい。

私は愛されている』