5. 恋は自分よりも素晴らしいと思える人とする

愛し合うことは自分に相応しい人とする

恋をしたまま愛し合うことはできません。

 

恋は互いの違いにときめいて、ドキドキすることです。

 

それが愛に昇華すると、愛し合う二人のドキドキは絆に変わり、自分と相手の違いを自分自身のものとして大切にし始めます。

 

愛し合うと、燃えていた恋の熱は温もりに変わり、深まり続けるので、恋のように冷めることはありません。

 

愛し合っていれば、たとえ別れを選んでもお互いを応援し合うような別れになりますが、恋が冷めただけなら相手を嫌って絶縁するような別れになります。

 

恋には終わりがあるからです。

 

恋をしている二人のセックスは、嘘や偽りだらけになります。

 

それに慣れてしまうと、本音を伝え合い、愛し合おうとすることは難しくなります。

 

恋してすぐに抱き合ってしまう安易なセックスは、愛し合うことを難しくさせるのです。

 

愛し合えるかどうかは身体の相性で分かる、と言う方がいますが、身体の相性は、男と女の性の資質への深い理解があり、相手を尊重した愛し合うセックスが正しく行えて、更にそれを育てられる関係である上でようやく判断出来ることです。

 

本当の意味での身体の相性の良さは、愛し合っているという心の気持ち良さがあり、精力と体力が互いに合致し、新しいバリエーションへの興味や関心が互いにあり、好奇心の嗜好も合い、身体と心と精神の息が合って、抱き合うごとに永遠に深まって行くという針の穴を通すほどの奇跡の確率です。

 

そんなセックスは愛し合っている前提で初めて出来るものであって、愛し合っていれば、気持ちの良いセックスは必ず育てられるとも言えます。

 

愛し合えない相手とセックスをするから、それが深まらないのです。

 

そうした理解のない方が最初のセックスでわかることは、一緒に食事をしたときに分かることと同じ程度のことです。

 

身体の相性で男女の相性を判断できると言うこと自体があまりにも鈍感で、セックスへの無知や未熟さを露呈しています。

 

セックスをする前に愛し合える相手かどうかを見極め、判断することは出来ます。

 

それが大人です。

 

普段の様子で愛し合えるかどうかを見極める方法は、自分自身が無理をしないでいられるか、感じていることを素直に伝えられるか、互いの望むことを理解し合えるか、食事をしているときの様子や普段の雰囲気や相手の匂い、一緒に過ごしているときの空気感や温もりなどです。

 

そうした互いの言葉になる部分とならない部分の居心地の良さが合うと感じて初めて、愛し合うことを深められます。

 

ただセックスをして性欲をぶつけ合っても虚しさが残る、これが愛し合う喜びを知る大人の感覚ではないでしょうか。

 

出会いが欲しいと言っている方は、恋をしたいのか、愛し合いたいのかで出会いの質と結果は変わってきます。

 

愛し合いたいと言っているのに恋ができる相手を探している場合があるのです。

 

恋ができる相手を探している場合は相手に理想や条件をつけて、依存しようとします。

 

お見合いを始めてたった数人と知り合って、良い人がいなかったと挫折する方はこのパターンに当てはまっています。

 

せっかく出会いがあって付き合い始めても、自分はかなり妥協をしていると思うかもしれません。

 

ただ恋がしたいだけだと、たくさんの条件を無意識のうちに相手に求めてしまうのです。

 

愛し合いたいと思っていれば、どんな方と出会っても、たのしい、面白い、興味深いと思えます。

 

条件をつけるという減点加点方式ではなく、愛し合えるかどうかを見極めようとしていれば、それに該当しない異性にも愛を持って接し、その方の素晴らしさを見つける余裕が出るからです。

 

現状で自分が考えている容姿やステータスなどの好みは全く当てになりません。

 

好みは変化するからです。

 

自分自身のことをどれだけ受け入れているかが、相手を選ぶときの好みに反映します。

 

特別な好みを持たず、ハートをオープンにしている方には、結果的にいつも自分に相応しい縁が集まってきます。

 

相手を条件で求めているか、自分の相応しさを理解しながら誰に対しても心を開いているかの違いは、恋で終わるか、愛し合えるかの大きな違いがあります。

 

自分への相応しさを基準にしていれば、自分自身に満足していて相手からも大切にされます。

 

いつも愛されている印象のある女性は恋人のタイプに一貫性が無い場合が多く、相手を条件で選ばず、いつも喜びを振りまいていて、のびのびと生きている印象がありますが、

 

普段から寂しさが漂っている女性は、愛されるという自信のなさからいっそう相手の細かな条件が気になり、愛されようとして相手に尽くしても心が満たされず、自暴自棄な自分を素直に表現できないので、そうした雰囲気がなぜか自分を大切にしてくれない方を呼んでしまい、結局新しい出会いにもオープンになれず、出会うことにも挫折しがちです。

 

そんな時は愛し合えるたった一人のパートナーを欲しがるよりも、素晴らしい男性を見つけて恋をして、もっと素敵な自分になる努力をするのに相応しい時です。

 

今の自分は恋をしたいのか、愛し合いたいのかを見極めましょう。

 

愛を深める えりかの心得

『恋は自分よりも素晴らしいと思える人とする、

愛し合うことは自分に相応しい人とする。』