6. 恋をしたら努力する、愛し合ったら受け入れる

高め合える私とあなたでいられるように​

恋をしているときは自分の素敵な部分を見せてお互いに憧れを抱きますが、愛し合うと互いの本性が露わになります。

 

嫉妬深かったり、独占欲が強かったり、甘えたがりだったり、プライドが高かったり、寂しがり屋だったり。

 

そうした自分の弱い部分を普段は隠しているものですが、自分を自分以上に知って欲しいと思う相手がいることで、隠していた自分が感情とともに引き出されて、どんどん表に出てきます。

 

愛しているという感情が自分の本性を揺さぶるのです。

 

そうやって感情が揺さぶられているときは自分の醜さに耐えられないのですが、そんな自分を見ても相手が逃げるどころかちゃんと同じ場所で愛してくれていると、徐々に安心して素の自分が出せるようになり、溜まっていた重たい感情がどんどん解放されて行きます。

 

愛し合おうとしていれば、最初は感情をぶつけ合ってしまっても、徐々に安心した状態で伝えられるようになり、ピュアな自分になればなるほど受け入れ合うことができ、理解し合うことが簡単になるので、対話がスムーズになり、愛が深まります。

 

自分と相手に対する不信感がなくなるのです。

 

そのプロセスはセックスでも起きています。

 

感じること、感じないこと、気持ち良いこと、不快なこと、もっとして欲しいことなどを女性が素直に表現して行くことで、微細な感じ方や気持ちの良さが互いに深まり、ピュアな自分と相手の愛が深まって行きます。

 

恋をしている段階ではセックスをしない方が、その後の愛のクオリティーを高めることが出来ます。

 

どこまでも素晴らしい自分を演じきって、素晴らしい相手に憧れて、大切にしてあげたいと思う情が溢れて、彼は私にしか理解してあげられないと盛り上がって、独占欲が湧いて、ドキドキして、気が狂って、寝ても覚めても会いたくて。

 

恋がもたらす感情は、自分自身を向上させることに繋がります。

 

もっと素晴らしい自分になりたい、もっと理想の自分になりたい、相手にとって相応しい自分になりたい、相手とひとつになって結ばれたいと陰ながら努力をするのです。

 

そのプロセスをきちんと経験しないと、努力をしない自分を丸ごと愛して欲しいと望み、愛しているならそれが出来るでしょうと相手に対して依存や期待をしてしまいます。

 

親に求めるような一方的な愛と、男女愛は作用と性質が違います。

 

男女愛には相互に愛を受け入れ合うという性質があり、愛が循環するという作用があります。

 

恋をしたら最高の自分に高めあげる努力をすること。

 

愛し合ったら素直な自分を尊重し、愛し合い方を深めること。

 

それぞれの段階を丁寧に向き合って行うからこそ、深く愛し合うことができるのです。

 

 

愛を深める えりかの心得

『恋をしたら努力する、愛し合ったら受け入れる。

高め合える私とあなたで、いられるように』